金地病院で甲状腺がん摘出 大忙しの手術当日前編(全身麻酔かかるまで)

こんにちは。にぎやかな女です。

ついに手術当日がやってきました。

手術前日の記事↓

金地病院に入院して2日目 手術前日はほとんどやることがなく不安が増す…
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手術当日は朝から大忙し

朝起きると前日までと同じように体温と血圧を計ります。しばらくすると朝食。予定表には流動食と書いてあったけど、流動食って?と思っていると運ばれてきたのはおかゆの上澄み、いわゆる重湯っていうものと、具のないみそ汁、量の決まっているお茶でした。スプーンを用意したのに使う必要もなく…だって飲むだけなんだもん。決しておいしいというものではないけれど、次食べられるのは翌日の朝食だから全部食べ(飲み?)ました。

金地病院の食事はどんなメニュー?メニュー公開します

外科医の先生の回診があり、少し首に触れられます。初めまして、の先生でした。ここで思い出します。誰が手術してくれるのだろう…いつも外来で見てもらっている先生は非常勤の先生です。手術当日は金地病院での診察の日なので、午後からは手術を担当してくれるのかな、と。疑問に思いつつも誰にも聞くことなく当日を迎えてしまいました。

ここでお部屋の移動です。明るくて居心地の良かった4階の4人部屋から2階の個室に移りました。同室だった方とも当然別の部屋に…同じ部屋に戻ることはないということなので荷物を全てまとめて移動します。同じ部屋に戻ってきた方もいるので、その時によって違うようです。私は個室に移って手術当日から翌日の朝まで過ごしましたが、ほかの方の話を聞くと2人部屋の場合もあるようです。

手術に向けての準備

部屋を移動してすぐに弾性ストッキングを履き、手術着に着替えます。それまで元気だったのに一気に病人感が出てきました…髪も邪魔にならないように2つ結びに。髪が長く2つ結びだけじゃまだ邪魔っていうことで結局おさげ頭になりました…恥ずかしい…

そんなこんなしていると家族が到着。夫と父、弟です。この間、子たちは夫の両親が面倒を見てくれました。感謝しかないです。

家族がいるのに膀胱カテーテルを付けるとは…処置をしてもらっている間はもちろん部屋から出てもらっていたけれど、見られたくない姿を見られるハメに。

12:30頃、別室で手術の説明がありました。この先生も初めましての先生…って理事長でした!1週間前に事前説明はあったけれど、それよりもさらに細かい説明でした。説明が終わってからまだ聞いてなかった、と思い出したのは誰が執刀してくれるのかなってこと。理事長先生に聞くと「ごめんなさい。私です。」と…イヤじゃないのよ、勘違いしないで!いつもの外来の先生が執刀してくれるかも?とも思っていたし、ほかにも先生がいるのでまさか理事長先生がとは思っていなかったからびっくりしただけです。

部屋に戻り、昼食をとっていない家族に食べに行ってもらいます。その帰ってくるまでの間に胃のチューブを入れられました。これがなかなか辛かった!まず鼻から入れていくから鼻の奥が痛い。それから喉に通していくのだけれど、オエってなるんです。しかも激しく…すんなりいけば良かったんだけど、左の鼻孔がなぜか私狭くてちゃんと通らなかったみたいで、右からやり直しをくらいました!最悪。無事通ったけれど、吐き戻し感(!?)がハンバなくて泡を吹いてしまいました… テンションがた落ちです。

その後、家族が戻ってきて私の姿を見るなり、「一気に病人だねぇ。」と。そりゃそうだすごく気持ち悪いもん。家族の前でも耐えきれずに泡を吹いてしまいました。あーあ…

全身麻酔や手術の怖さよりも、胃のチューブの気持ち悪さから解放されたい一心でした。あれほど怖かった全身麻酔、さっさとかけてくれとまで思いましたもん。

あっ、でも胃のチューブはしない人もいるみたいだから…聞いた限りする人の方が多いけど…これを読んだ皆さんが苦しい思いをしないことを願います。

手術に呼ばれる

「○○さん手術です。」と看護師さんに呼ばれ歩いて手術室に向かいます。家族は手術室の前まで。手を振ってバイバイしました。手術室の重い扉を開けてもらい、スリッパに履き替え、もう1つ扉を開けてもらうとそこが手術台です。メガネを取らずに手術室に入ってしまったことに気が付くけれど、後で部屋に戻してくれるって。手術台は2台あって間にパーテーションがあります。右側の空いている手術台に案内され、自分で手術台に上がり、寝っ転がります。

そこからは看護師さんが素早く手術の準備。よろしくお願いしますと言うと麻酔の先生(=初診の時の先生)がいました。何だかかっこいい。(女性です)ベッドに体を固定し、心電図、血圧計、酸素計、酸素マスクをすごい速さでセッティングしていきます。「麻酔いれていきます。」と麻酔の先生に言われますが特に何も感じません。「眠くなりますよ~。」眠くないな、いつ眠くなるんだろう、と思ったのが最後の記憶です。いつ眠くなるんだろうと思っていた時は、本当に全然眠くもなんともなくてその後はもう記憶がないからそこが麻酔の効いたタイミングのようです。

後編に続きます。

お読みいただきありがとうございました。

手術当日の後半はこちら↓

金地病院で甲状腺がん摘出 手術当日後編(全身麻酔から目覚めて以降)

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